Coffee Wiki

ブルボン種

ブルボン種. ティピカ種の突然変異でマダガスカル島とモーリシャスの間にあるブルボン島(現レニオン島)で発見されました。ブラジルコーヒーの原型とも言われています。生豆は小粒で丸みがあり、センターカットS字状をなしているのが特徴です。

ウォッシュド

水洗式  収穫したチェリーを、水に満たされたタンクの中で比重選別し、チェリーと異物を選別します。それらをパルパーにかけると、ミューシレージ(粘液質)に覆われた状態のパーチメントになります。発酵槽と呼ばれるタンク内で、酵母や微生物などを利用して、ミューシレージを取り除きます。ミューシレージ除去後のパーチメントを水路できれいに洗って、次の乾燥工程に移されます。

ナチュラル

非水洗式  収穫したチェリーを、そのまま、まるごと乾燥させ、果肉とパーチメントを一度に脱殻する方法です。
高湿度または降雨が多い地域や、乾燥場のスペースがない地域では採用できません。ブラジルやエチオピア、イエメンなどで行われている精選方法で、水分量の多いチェリーの状態から乾燥させるために、乾燥にかかる時間は長いです。

ハニー

果肉を除去した後、ミューシレージがついた状態のパーチメントを乾燥させる方法です。
パルパーで外皮と果肉の大部分を除去する際、ある程度の果肉を意図的に残すことにより、果肉の成分が豆の中に凝縮され、蜂蜜のような甘さと深いコクをもたらされます。
発酵や腐敗などの注意が必要ですが、ミューシレージに含まれる糖分が浸透して、甘みが生まれます。